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今週の暫定Q&Aは、更新をお休みさせていただきます。
ご連絡が遅れた上、お待ちいただいている方にはご迷惑をおかけしますが、ご了承いただきますよう、お願いいたします。
次回の更新は7月25日(金)を予定しています。
皆さんこんにちは。
今週も暫定Q&Aを更新していきたいと思います。
今週は騎手と騎獣のルールの中でも「同乗者」「搭載」に関したQ&Aです。
これらは次回の更新の際にも続けて回答していきたいと思っています。
Q:騎手が騎芸【遠隔指示】を習得し、自身は騎乗せずに騎獣を扱っていた場合、その騎獣に他のキャラクターが騎乗することは可能ですか? その場合、騎手が習得している騎芸【攻撃阻害】【高所攻撃】などの効果は得られますか?
A:はい、騎乗可能で、騎芸は一部のみ効果があります。騎手が騎乗している、していないに関わらず、騎手以外で騎獣に乗っているキャラクターは「同乗者」として扱われます。この際、同乗者に対して効果がある【攻撃阻害】【高所攻撃】などの騎芸は効果を発揮します。対して、騎手にしか効果を発揮しない【騎獣の献身】【チャージ】などの騎芸の効果を、同乗者に与えることはできません。
関連項目:【Ⅲ改】【ルミエルレガシィ】【騎乗ルール】[騎芸][同乗者]
Q:種族特徴が強化される選択ルールを採用しているとき、冒険者レベル6以上のドワーフが他者の騎獣に同乗者として騎乗している場合、そのキャラクターの[剣の加護/炎身]の効果を他者の騎獣の部位(コア部位か、もしくはコア部位がない場合の任意の部位ひとつ)に与えることは可能ですか?
A:いいえ、できません。「暫定Q&A第四回」を参照してください。
関連項目:【Ⅲ改】【ルミエルレガシィ】【種族特徴】【騎乗ルール】[同乗者][剣の加護/炎身][ドワーフ]
Q:騎手が【遠隔指示】を習得して「○搭載」を持つ騎獣を扱っている場合、自身は騎乗せずに「○搭載」の能力によって騎獣に乗っている、とすることは可能ですか? その場合、騎手の騎芸はすべて効果を発揮しますか?
A:騎手が騎芸【遠隔指示】を習得しているなら、騎手を騎獣に「搭載」することは可能です。これにより、騎獣が通常移動を行いながら、騎手が制限移動で実行可能な動作(射撃攻撃、魔法の行使など)を行ったり、騎乗している状態では不可能であるカテゴリ〈格闘〉による近接攻撃を行ったりすることが可能です。
ただし「○搭載」の能力で騎獣に乗っているキャラクターは、騎手であろうと「搭載状態」となり、騎乗している状態としては扱いません。同乗者でもないため、【攻撃阻害】【高所攻撃】なども無効であり、【チャージ】【人馬一体】など、騎乗している状態で有効な、これらの騎芸の効果を騎手に与えることはできません(【騎獣の献身】は実質的に適用可能です)。
関連項目:【Ⅲ改】【ルミエルレガシィ】【騎乗ルール】[騎芸][搭載]
皆さんこんにちは。
今週も暫定Q&Aを更新していきます。
今週は魔物知識判定に関する処理と、死者の蘇生についてです。
Q:現れた魔物に対して魔物知識判定を行い、成功した場合はデータに記載されている特殊能力すべてがわかるとありますが、この魔物が〈剣のかけら〉によって強化されている場合、その個数と強化されたHPは分かりますか? また同様に、「トレジャードロップ」でHPが増えている場合、魔物ごとの内訳もわかりますか?
A:はい、わかります。〈剣のかけら〉でHP、MPが強化された魔物に対する魔物知識判定に成功した場合、その個数と強化されたHP、MPの値(複数部位の魔物なら、そのうち内訳も含めて)がわかります。トレジャードロップルールを採用している場合、それによって強化されたHPの値もわかります。
関連項目:【Ⅰ】【Ⅰ改】【ルミエルレガシィ】[剣のかけら][魔物知識判定][選択ルール]
Q:死者の蘇生には最低限頭部と頚椎が必要とありますが、死体の損傷が酷かったり、火葬してそれらの部位が失われている場合、死体に【フィジカル・ギミック】などを行使して復元し、その後に【リザレクション】を行使することで蘇生を試みられますか?
A:はい、可能です。操霊魔法【フィジカル・ギミック】では、頭部か頚椎のいずれかしか復元できないことに注意してください。
関連項目:【Ⅰ】【Ⅰ改】[操霊魔法][蘇生]
Q:死者の蘇生時、分離された頭部と頚椎にそれぞれ分離し、それぞれに【フィジカル・ギミック】などを行使して頭部と頚椎を2つ作成したのち、【リザレクション】を行使すると、同じキャラクター2体が蘇生することになりますか?
A:いいえ、なりません。【フィジカル・ギミック】などによって頭部と頚椎を複数復元することは可能ですが、【リザレクション】を行使し、蘇生が可能なのは1体のみです。他はただの死体として扱われます。
関連項目:【Ⅰ】【Ⅰ改】[操霊魔法][蘇生]
Q:複数の部位を持つキャラクターが死亡し、【リザレクション】を行使する際の処理を教えてください。
A:複数の部位を持つキャラクターが死亡し、蘇生を試みる場合、その対象となるのはコア部位のみとなります(その他の部位は部位欠損として扱われます)。コア部位にあると思われる重要な器官(脳、頭部、頚椎やそれに類する器官)がどの程度必要で、そのしたいからどの程度失われているかは、最終的にGMが判断します。
コア部位を複数持つキャラクターの場合、そのいずれかに【リザレクション】を行使し、死者が蘇生を受け入れたなら、蘇生します。このとき、そのほかのコア部位は部位欠損として扱います。コア部位を持たない複数部位のキャラクターは、【リザレクション】などでは蘇生できません。
関連項目:【Ⅰ】【Ⅰ改】[操霊魔法][蘇生][複数の部位]
皆さんこんにちは。
今週の暫定Q&Aは、更新日が遅れてしまい、申し訳ありません。
今週は先週の鼓砲のQ&Aの引き続きですが、騎手と騎獣についても触れています。
Q:鼓砲は共通の言語があれば、軍師が仲間と認めた対象に効果を発揮するとありますが、軍師と仲間の対象に共通している言語が神紀文明語のように「読文」しかない場合でも、効果を発揮しますか?
A:いいえ、発揮しません。軍師からの鼓砲の効果を受ける場合、共通の言語であり、かつその言語の「会話」を習得していなければなりません。
関連項目:【カルディアグレイス】[鼓砲][言語]
Q:軍師と仲間に「ソレイユ語」の会話しか、共通の言語がない場合でも、鼓砲の効果を受けられますか?
A:はい、可能です。
関連項目:【カルディアグレイス】[鼓砲][言語]
Q:ライダー技能を持つ仲間が軍師の鼓砲の効果を受ける場合、【怒涛の攻陣Ⅳ:爆焔】などの覚醒効果を持つ鼓砲の効果は、騎手と騎獣が双方得て、それぞれ別のラウンドに覚醒効果を使用することが可能ですか? また、騎獣が複数の部位を持つ場合、すべての部位に覚醒効果を得て、それぞれを別のラウンドに使用することは可能ですか?
A:はい、すべて可能です。騎手、騎獣それぞれ(騎獣が複数の部位を持つ場合は、そのすべて)に覚醒効果を得ることができ、それぞれを別のラウンドに使用することが可能です。
関連項目:【カルディアグレイス】[鼓砲][騎獣]
皆さんこんにちは。
今週も暫定Q&Aを更新していきます。
今週は鼓砲の用法に関する質問と解説です。
鼓砲に関しては、来週も少し追加で補足していくつもりです。
Q:仲間のキャラクターがランク1の鼓砲を行使しているときに自身が範囲外にいた場合、その後に効果範囲内に入ったとしても、ランク2以上の効果は受けられますか?
A:はい、受けられます。鼓砲の制限は使用者である軍師のキャラクターが1ランクから引き上げる形で使用しなければならないだけで、仲間であるPCが途中から効果範囲に入ることで、その時に使用されている高ランクの鼓砲の効果を受けることは可能です。
Q:仲間のキャラクターが鼓砲4ランク【怒涛の攻陣Ⅳ:爆焔】を使用しました。その効果を受けた後、自身が覚醒効果を使用した場合、鼓砲の効果は完全に失われますか?
A:いいえ、完全には失われません。効果欄の「覚醒効果」より以前に書かれている効果は、そのまま発揮され続けます。仲間のキャラクターがその後に鼓砲を使用しなかったなら、その効果は3分(18ラウンド)継続します。
Q:仲間にウォーリーダー技能を持つ軍師が2人いたとします。名誉点の高いほうのキャラクター(鼓砲の優先権があるキャラクター)を軍師A、低いほうのキャラクターを軍師Bとします。
軍師Aが1ラウンド目から1ランクの鼓砲【怒涛の攻陣Ⅰ】を使用し、軍師Bが2ラウンド目から同じ鼓砲を使用したとします。その後、2ラウンド目、3ラウンド目に、どちらも鼓砲のランクを1ランクずつ高めていきます。
4ラウンド目に、軍師Aが覚醒効果のある【怒涛の攻陣Ⅳ:爆焔】を使用し、自身はその効果を受けて、そのラウンドに覚醒効果を使用しました。このラウンド、軍師Bは鼓砲の効果を3ランクとしています。
その後、5ラウンド目に軍師Aは鼓砲の使用を停止します。そして軍師Bが【怒涛の攻陣Ⅳ:爆焔】を使用し、自身はその効果を受けることで、同じ覚醒効果を2ラウンド続けて発揮することは可能ですか?
A:はい、可能です。鼓砲の効果はいかなる場合でもいずれか1種の効果しか受けられませんが、軍師が複数いることで、上記の質問のような使い方は可能です。その際、優先権がどの軍師にあるかは、確認するようにしてください。
上記の場合なら、さらに6ラウンド目に軍師Aが5ランクの鼓砲【怒涛の攻陣Ⅴ:颶風】を使用し、その効果が消滅した後、7ラウンド目に軍師Bが同じ鼓砲【怒涛の攻陣Ⅴ:颶風】を使用することで、自身は5ランクの効果を2ラウンド続けて受けることが可能です。